【Huluストア】ついに始まったフールーの課金レンタル/TVOD(都度課金制)サービス

Huluストア

大手動画配信サービスHuluがついに課金レンタルを始めました。その名も「Huluストア」。なんだこのサービス？ってことで、詳細を調べてみました。

Huluストアはどんなサービス？

huluのロゴ

Huluストアは、Huluに登録している人向けに課金コンテンツを提供するサービス。サービスの開始は2020年6月10日からです。

課金コンテンツとは何かというと、最新の映画やドラマのことです。huluでは月額税込1,026円で全作品が見放題(SVOD(定額制見放題サービス))だったのですが、U-NEXTなどと比べると、ドラマや映画の最新作のラインナップが少ないのが欠点でした。

1,026円で最新映画やドラマまで見放題にするのは無理だけど、TVOD(都度課金)で観られるようにしよう！ということでHuluストア始まったのでしょう。

映画パラサイトのポスター

現時点で公開されているHuluストアのラインナップは、「AI崩壊」「Ｄｉｎｅｒダイナー」「グリーンブック」「パラサイト半地下の家族」。

なるほど、近年の話題作です。しかしレンタルの値段は1作品550円前後とのこと。高いですね。

ユーネクストのポイントについて

Huluストアの値段設定についてですが、U-NEXTを基準にしていると考えられます。理由は、U-NEXTも最新映画のレンタル視聴料金が大体550円前後だからです。

Huluに入会して月額基本料金が1,026円。見放題では物足りず、Huluストアで映画を2本レンタルすると550×2=1,100円。合計2,126となります。

U-NEXTは月額税込2,189円で、1200ポイント付与されるので、月額だけで新作が2本観られる計算になります。

毎月新作を2本観てあとは見放題を楽しむと考えた場合でHuluストアとU-NEXTを比較してみましょう。

2,189(U-NEXT)-2,126(Hulu)=63円

Huluの方が63円お得です。Huluストアの値段設定は巧妙でした。

微妙な差額ですね…。

HuluストアとU-NEXTの値段以外を比較してみましょう。

Huluストアというシステムの場合、課金作品をみなければ1,026円しかかからないというのが大きなメリット。

逆にデメリットとしては、U-NEXTと比較してコンテンツの充実度が格段に弱いという点です。

Huluストアにどの程度のラインナップが揃っているのか数字は不明ですが、2020年6月にサービス開始なのでU-NEXTの都度課金(TVOD)作品20,000本以上をいきなり超えてくることはまず考えられません。

そして、Huluはもともと見放題の数が60,000本以上ですが、U-NEXTの見放題作品数は180,000万本以上です。

結論としては、月2本以上最新作を観る場合は、作品数が豊富なU-NEXTを利用した方が、良い作品に巡り会えるという点でよいでしょう。

新作を特に重要視していなくて、観たい作品もこだわりがない！という人はHulu見放題とHuluストアの併用が向いていると思います。